ロレックスの取り扱いで注意すべき事

ロレックスは時計の王様とも賞され、ユーザーが適切な取り扱いをすれば長い年月を共にできる道具になります。ちょっとした気配りをする事で、良好な状態を維持しやすくなりますから、ロレックスの取り扱い方は、入手する前に基本として覚えておくべきです。まず、ロレックスの日常的なメンテナンス方法を覚えておきましょう。裏蓋やブレスレットには、皮脂や汗、化粧といった汚れが付着しやすい部分です。

毎日使い終わったら、これらの部分を拭いてあげましょう。これだけでも部品の変色や劣化といったトラブルを予防する事ができます。次に、ロレックスの操作方法を覚えておきましょう。基本的な操作である竜頭の回し方にもコツがありますので、間違えないようにするべきです。

ゼンマイを巻く時は、竜頭を一度戻してから、巻いていくようにしましょう。ゼンマイを巻き過ぎるとゼンマイが故障してしまいますが、竜頭の扱い方次第でリスクは大きく減らせます。一度戻して巻く事で巻き過ぎを抑え易くなりますので、テクニックとして覚えておくと便利です。なお、ゼンマイは1度しっかり巻上げるだけで40時間は持ちます。

1日1回、朝の時間に巻いておきましょう。1日に何度も巻くとゼンマイに負荷がかかって故障しやすくなるので気を付けましょう。基本的な操作方法とは別に、時刻やカレンダーの合わせ方も覚えておくべきです。午後8時頃からカレンダーを動かす機械が稼働し始めますので、午前3時までの間、特に0時の辺りでカレンダー合わせをすると機械に負担がかかります。

この時間以外で時刻やカレンダーを合わせるべきです。この他にも、3年から4年に1度のオーバーホールを依頼しておきましょう。ロレックスも油が乾いてしまうと、正常に稼働できなくなります。場合によっては油切れで摩擦が強まり、部品が摩耗して取り替えが必要になるでしょう。

定期的に油を補充すれば、トラブルは未然に防げます。エルメスのことならこちら